「今日、学校行きたくない。」「あれ、教室にいたくない。」
「なんで?どうしよう・・・」と不安になりますよね。
このようなできごとは突然やってきます。
でも焦らなくて大丈夫です。
ひとつずつ解決していきましょう!
この記事では、不登校の症状とは?不登校どうしたらいい?親や友達の反応をまとめます。
不登校になった子どもの目線で書いています。
不登校のかたや親御さんの参考になったらうれしいです。
不登校の症状とは?
不登校の症状は、主に2種類あります。
体の症状
体の症状は、発熱・頭痛・腹痛・吐き気・食欲不振・全身倦怠感・めまいなどの症状。
精神症状
精神症状は、不眠・無気力・イライラ・集中力低下・憂うつ感などの症状。
体は正直なので、まずは体に症状が表れやすいと思います。
わたしの場合、扁桃腺で体の症状が表れ、次に教室の雰囲気や友だちとの距離感に違和感を感じる精神症状が表れました。
- 扁桃腺になり、2週間学校を休む(体の症状)
- 2週間後学校に行くと、教室の雰囲気や友だちとの距離感に違和感を感じる
- 教室にじっと座っているのが苦痛になる(精神症状)
- その日から教室に入れない&集団行動ができなくなる
- 教室に入れないから学校行かない(不登校になる)
このような流れで不登校になりました。
周りからみるとなにも変わらない教室の雰囲気だったと思います。
けれどわたしには、別次元のように感じました。
自分だけが重いなにかに押しつぶされているような感覚と動悸がしていました。
この感覚はとてもこわかったです。
とりあえず落ち着く場所にいたい。当時はそれだけでした。
ほかの症状があらわれたかたの体験談もみてみましょう。
やはり、お腹が痛くなる・体が動かないなど体の症状に出やすいようです。
まずは、自分(子ども)がどんな症状なのかを知ることが大切です。
症状を知ることで、何をしたらいいか対処法がわかります。
症状が落ち着くまで、無理しないことを心がけてくださいね。
不登校になった場合どうしたらいい?
不登校になった場合、一番大切なことは1人で抱え込まないことです。
すぐに親や先生など、話せる人に相談してください。
そのあとどうするかは、周りの相談できる人と話合うことを心がけましょう。
大事な時期で、焦る気持ちが出てくると思います。
しかし、焦る必要はありません。
通信で高校卒業認定を受けることができますし、今の時代歩む道はたくさんあります。
なので焦らず、今の自分の気持ちを大切にしてあげてくださいね。
不登校・うつ病から抜け出す方法
不登校から抜け出す方法は、少しでも「嫌だ」と感じたことから逃げることです。
「逃げるは恥だが役に立つ」というハンガリーのことわざがあります。
ドラマのタイトルにもなったので知っているかたも多いと思います。
意味は、「問題と向き合わず逃げることは普通に考えると恥ずかしいことだが、逆にそれが最善の解決策になることがある」です。
逃げる?それが最善の解決策?
どういうこと?
嫌なことはしない、好きなこと・癒されることを中心の毎日にするのです。
(例)嫌なこと・・・学校に行かない、人混みを避ける、苦手な人と会わない
(例)好きなこと・・・テレビを見る、好きな音楽を聴く、海を見に行く、親友と遊ぶ(出かける)
嫌なことから逃げ続けるとこのような効果があらわれます。
自分が嫌だと感じることから逃げる=マイナスなことを考えないようになる
好きだと思えるものに囲まれることで、マイナスなことを考えないようになります。
すると、自然と好きなものだけを引き寄せるようになるのです。
それを習慣化すると、やりたいことが出てくるようになります。
実際にわたしは、好きなテレビを見続けたことで「女優になる」という夢をみつけました。
夢を見つけたことで、「絶対に高校を卒業して夢を叶えるんだ!」という生きる理由を見つけたのです。
そこから、卒業に向かって学校に行くようになりました。
最後まで教室には入れませんでしたが、最低限通学することで卒業することができました。
同時に、うつ病から抜け出すことができたのです。
全員にこの方法が当てはまるわけでは無いと思いますが、やってみる価値はあると思います。
ぜひ、試してみてください。
不登校になった時の先生・親・友達の反応
先生
担任の先生は、これまでも不登校の生徒を見てきた先生だったので、わたしが教室入れないことを理解してくれて、優しく接してくれました。
不登校になってすぐ先生が案内してくれたのは、不登校の生徒が数人いる教室でした。
一クラスないくらいの狭めの教室に、2~3人いるかいないかといった具合です。
わたしは卒業するまで、その教室で過ごしました。
親
わたしは、親になんでも話す子だったのですが、この時は話せずにいました。
担任の先生が親に連絡してくれたと思います。
わたしは、教室に行けないなら学校行く意味ないと思っていたので、しばらく学校に行っていませんでした。
母とはケンカする日々が続きました。
ある日、母に「なんで学校に行かないの?」と聞かれたことがあり、わたしはなにも答えられませんでした。
なんでと言われても…なんとなく…とか、はっきりとした理由(言葉)が出てこなかったのです。
自分の中ではじめての感情だったので、「教室に入ると自分だけが重いなにかに押しつぶされているような感覚だったから」としか伝えようがなかったです。
なのでそれを聞かれたときわたしは黙っていることしかできませんでした。
その後、理解してくれて見守ってくれるようになりました。
海を見に連れていってくれたり、「心療内科に行こう」とすすめてくれたりして向き合ってくれました。
心療内科に通院しはじめて、しばらくすると心も落ち着いていき、ケンカすることも減っていきました。
あんな大変だった時期に向き合ってくれたこと、本当に感謝しかありません。
友達
不登校になってすぐ、入学式のときに仲良くなった友だちが、よく連絡をくれていました。
最初は驚いていたようですが、「早く教室戻ってきてね」と言葉をかけてくれました。
クラスメイトも教室に遊びに行ったときは今までと変わらずに接してくれて、友達に恵まれていました。
まとめ
この記事では、不登校の症状とは?不登校どうしたらいい?親や友達の反応をまとめました。
不登校になってすぐは不安や焦りを感じやすいです。
人生は、今がすべてではありません。
ありのままの自分を大切にすることを忘れないでくださいね。
あわてず、ひとつひとつ乗り越えていきましょう!