不登校のとき、みんなどうやって過ごしているのか気になったことありませんか?
高校2年生で不登校を経験したライターが、当時のルーティンを紹介します。
不登校ってぼっちのイメージがあるなぁ
不登校でも友だちってできるのかな?
この記事では、不登校生の平日・休日の過ごし方と不登校でも友達はできるのかをまとめます。
不登校生の1日・平日の過ごし方
この過ごし方は、心療内科に通いはじめ少し回復しはじめたときのルーティンです。
朝
朝起きるのは、8時か9時ごろです。
わたしは、人混みが苦手で通勤通学の時間はさけたかったため、周りと時間をずらして通学していました。
うつ病やパニック障害になったことがあるかたは、このような経験があると思います。
不登校になったばかりのころは、体調がすぐれず休むことが多かったです。
このような場合は、「学校まで行く!」と思わなくて大丈夫です。
- 外に出られた
- 駅まで行けた
- 学校の近くのコンビニまで行けた
- 学校の前まで行けた
など、自分の体調をみながら「できたこと」を積み重ねていくと自信に繋がっておすすめです。
目標は低くて大丈夫です。
自分のやったことを自分で褒めてみてください!
昼
学校にいた時間は日によってバラバラですが、2~6時間くらいだったと思います。
学校にいる時間は、学校の規則や担任の先生と話し合う必要がありますが、わたしはこのくらいの時間でした。
勉強したり、本読んだりしていました。
副担任の先生は空き時間ができたら、勉強を教えに来てくれました。
学校内でのこと、プライベートのこと、わたしの体調のことを気にかけてくれて相談に乗ってくれたりもしていました。
このように、学校で先生など、周りの人と話すことで、「また学校行こう」とか「行きたい」と思うようになります。
「学校に行っても何もない」と思っていたのが「あの先生(友だち)と話したいから行こう」という自分の中で学校に行く目的ができます。
もし不登校生がいて困っている親御さんがいたら、お子さんがそう感じるようになるまで、根気強く見守ってください。
「学校まで行かなくていいから、近くのコンビニ行こう」とか一緒に目標設定をして、クリアしていくのもいいと思います。
子どもの様子を見ながら、たとえクリアできなくても、クリアしたことに目を向けて、「外出れたね」などと声をかけてあげてください。
不登校生は、できなかったことばかり気にして無意識に落ち込む子は多く、できたことに気づかないことが多いです。
できたことを明確に言葉にすると、本人も気づくことができ、そこから自信に繋がっていくと思います。
夜
基本、自由に過ごしていました。
家族と他愛のない話をして、テレビを見て、寝てという生活を送っていました。
不登校生の1日・休日の過ごし方
休日は、自分と相性のいい何かを見つけて、心を落ち着かせることを意識して過ごすことがおすすめです。
わたしは、母と過ごすことが多かったです。
学校に行くのは週に3.4日で、家にいる時間が多かったので外に連れ出してくれていました。
よく海を見に連れて行ってくれました。
海を眺めると不思議と落ち着いて心が浄化されるように感じました。
移動の車では他愛のない会話をして、海を見て癒されて充実した休日を過ごしていました。
わたしは、占いで自然との相性がいいと出たことがあって、自然と触れあうことを意識しました。
すると頭がスッキリして、ごちゃごちゃ考えないようになり、気持ちが安定します。
ぜひ、自分にはなにが合うのか探してみてください。
ここまでは、わたしが実際に過ごしていた1日です。
ほかの人がどんな風に過ごしているのか気になる!
不登校生の1日の過ごし方・口コミ
ここからは、ほかのかたの過ごし方もみてみましょう!
わたしも不登校になりたてのときは、こんな感じでした。
本当にそんなもんなので、焦らず過ごしてくださいね。
周りからみると、ボケ~っと好きなことをして過ごしているように見えますよね。
けれど、本人は色々考えながら過ごしていることも多いです。
これはなかなか気づかれずらいところです。
やはり、親御さんから見るといろいろ心配になりますよね。
個人的な意見ですが、その何気ない日常のなかに、人生のヒントが隠れていたりします。
「1日のルーティンは生きるだけ」名言をみつけました!!
本当にその通りだと思います。
つらいときは、生きてさえいればいいんです!
不登校になってからだと友達はできない?
不登校になってからだと友達できない?と思うかたもいると思います。
結論をいうと、友だちはできます!
わたしも運よく同じ境遇の子と出会うことができました。
・地元の友達
小学校・中学校が一緒だった子にも不登校になった子がいました。
SNSから連絡をとるようになり地元の公園で会って話すようになりました。
家と学校の往復で話す人が限られていたので、こうやって同じ状況の子と話せるのは嬉しかったです。
お互いの悩みや感じていることを話しました。
周りにこの気持ちを共感してくれる人が少なかったので心強かったです。
この地元の友達は公立高校だったので高校を中退し、通信制学校で高校卒業認定を受け、大学に進学していました!
・高校の友達
わたしが不登校になったころ、体調を崩してよく保健室にいました。
その保健室には、同じ学科で隣のクラスの子がいました。
その子も教室に入ることができずにいて、1年生のころから保健室登校していたのです。
2人とも似た心境だったため、すぐ仲良くなりました。
学校に行くと会って話したり、休日に遊びに出かけたりしました。
この友達がいなかったらわたしは卒業できなかったかもしれません。
それほど、わたしにとって心強い存在でした。
このように、周りに同じ境遇の子はたくさんいます。
今はSNSが主流なので、出会いはたくさんあると思います。
出会いはタイミングなので、焦らず周りをみてみてくださいね。
まとめ
この記事では、不登校生の平日・休日の過ごし方と不登校でも友達はできるのかをまとめました。
不登校になったばかりのころは、外に出ることすら嫌だったり、人と会うのが嫌という精神状態でした。
そのため、なるべく人と会わず、無理をしない生活を心がけるといいと思います。
周りに人がいるとどうしても周りの目が気になって、自分の気持ちに余裕が持てなくなります。
まずは自分の気持ちに余裕が持てるようになるまで、自分が落ち着く場所で過ごしてみてくださいね。
リラックスできるように、キャンドルやお香など、落ち着くもの・好きなものに触れるのもおすすめです♪