わたしは、高校2年生の不登校をきっかけにうつ病になりました。
はじめのころは、自分はそういう病気とは無縁だと思っていました。
いまうつ病で苦しんでいるかたの中にも、同じ気持ちだったかたも多いと思います。
この記事では、うつ病になったときの症状・当時の様子と、実際に体験してみつけた独自の対処法を紹介します。
この記事が少しでも参考になったら幸いです。
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うつ病の症状
食欲不振
わたしが一番大きく変化がでたのは、食欲不振です。
食事がなにも喉を通らなくなっていました。栄養失調になり病院で倒れたこともあります。
身長160cmで体重が38kgまで落ちました。
睡眠障害
次によくあった症状は、睡眠障害です。
基本眠れなかったです。不安になって考えこんでしまうことが多かったのです。
そのため、頻繁に「生あくび」をしていました。
不安な気持ちや心が不安定なときに出やすくて、周りの人に誤解されることも多かったです。
動悸
次によくあった症状は、動悸がすることです。
動悸は、学校に行くときや教室に行くというときに、よく症状がでていました。
精神面から身体が拒否っていたのだと思います。
無関心になる
一番多い例えだと、外見や服装を気にしなくなることなどがあげられます。
高校2年生だとそいうのに一番敏感なときだと思います。
しかし、当時のわたしは、本当に無関心でした。
着ていればとりあえずなんでもいいと思っていました。
気分の落ち込み
ず~っと気分が落ち込んでいる状態が続いていました。
喜んだり楽しんだりできないんです。
笑うことにすら興味が持てなくて、無理にでも笑うことができませんでした。
わたしが当時経験したうつ病の症状はこのような感じです。
わりと一般的な症状が多かったです。
通院後の様子
はじめて病院に行ったときは、動悸がしていました。
病院の空気感がしんどかったです。
ですが、担当の先生がとてもやさしくていい先生だったので少し心が落ち着きました。
わたしが処方された薬は睡眠を促してくれる薬と、気持ちを落ち着かせる薬を飲んでいました。
服用するようになってから少しずつ、症状が安定していきました。
数ヶ月飲み続けると物事への意欲が湧きはじめ、そこから学校に行こうと思えるようになりました。
結果をみると、意地をはらずに早く病院に行っとけばよかったなと思いました。
実際に体験してみつけた独自の対処法
食欲不振
まず病院の先生に、ウイダーやカロリーメイトといった栄養が含まれているものを食べてくださいと言われていました。
喉を通らなかったものも多かったのでとりあえずゼリーでもなんでもお腹にいれてくださいと。
この方法を教えてもらいながら、薬を服用していました。
すると、少しずつうどんやおかゆといったものを食べれるようになりました。
睡眠障害
この症状は、病院の先生に従い薬を服用して、当時は薬で改善していました。
少しずつ眠れるようになってきて生活の時間を整えたら、散歩などの運動をするようにし、体を動かすことを意識しました。
動悸
動悸は、場所が嫌だと感じたら、とにかくその場から離れることを意識しています。
それと同時に、これは独自の方法ですが、ミンティアなどのスースーするものを食べます。
動悸がすると呼吸が苦しくなる感じがするので、むかむかする気持ちをおさえるために、わたしはミンティアを食べます。
そして、気持ちが落ち着いたら移動し、休むことを心がけていました。
人によって症状が落ち着く方法は違うと思います。
栄養の含まれている食べ物や、体を動かすことは病院の先生から教えてもらい、体調をみながら実践していました。
ですのでまずは、病院の先生に相談するのが一番いいと思います。
そこからできそうだなと思ったものから、ひとつずつ実践していくことをおすすめします。
まとめ
この記事では、うつ病になったときの症状と当時の様子、実際に体験してみつけた独自の対処法をまとめました。
うつ病の症状は人それぞれで、対処法も変わってくると思います。
わたしはこれまで2度うつ病になっています。
はじめてうつ病になった時は、対処法が分からずパニックになることもありました。
ですのでまずは、自分の心を落ち着かせることを意識してみてください。
そのためには、自分の症状がどういったものなのかを知ること、病院の先生に相談し対処法を実践してみることが大事だと思います。
ぜひ、みなさんも自分にあった対処法を見つけてみてください。